國府田マリ子ブログ天晴日替わり定食「身代わり地蔵さまって」を読んで

國府田マリ子大姉

ふと國府田マリ子ファンなら知っている某所の身代わり地蔵と子育て地蔵について調べていて…

國府田マリ子さん(以下マリ姉)のブログを拝見して僧侶として私は恥ずかしい事に気が付いた…

身代わり地蔵さまって

ブログから引用します

身代わり地蔵さまを

作った人の気持ちを

誤解してた

お地蔵さまに

身代わりを頼むために

身代わり地蔵さまが在るんじゃなくて

身代わりになりたい、

って

祈るために

身代わり地蔵さまを

彫ったんだな、、、、。

聖書由来のことわざだが…目から鱗である…

私は身代わり地蔵信仰は基本的な地蔵経の知識だけを鵜吞みしいて「地蔵菩薩を念じる人が地獄や苦悩を代わりに地蔵菩薩が受ける」という認識しか無かった…

仏教では本来の意味で仏である「如来」になれるのにならずに我々凡夫と一緒に苦楽を共に修行を続ける者を「菩薩」という訳ですが…

天台教学では「十界互具」という教えが有ります。人の心の中に十の世界が有ると言う教えです。

一分ですが…怒る心は地獄界、貪りの心は餓鬼界、愚痴の心は畜生界等の心境を表わします。

簡単には私みたいなおバカには説明できないので各々で検索してください。

端的に言えばマリ姉の話は菩薩界の実践を説かれているんだなと私は認識しました。

菩薩としての自覚が抜けていました…私は自分の修行が足りないので法力という物は無いと確信している…

ごちゃちゃんの身代わりになりたいと念じたマリ姉の文章を見ていると私も私のフィルターを通すが気持ちは大変わかる…

2月のライブでマリ姉がのどを怪我された事について自分が身代わりになりたかったという気持ちから化他行として祈願をするべきと思いまして…私は学が無いからいい文章が書けないんですが…

今の私の考えなので間違っているかもしれませんが…祈願というのは行者の精神力じゃなくて仏様のお力と信者というか拝まれる人の間に行者がパイプ役になるんです。神道だと祝詞で「中鉾取り持ちて」という、神職は神様と崇敬者の間を取り持ちますよと言う祈りをするんです。

精神力だけで拝むと反動がキツイんですよ…あと界隈で言う被るという事もあり…

ちょっと脱線しますけれど勝手にマリ姉に悪意を持つ人が善い心を持ちますように大森義成先生から別件で教えて頂いた「発菩提心 マリ姉に悪意持つ者シリソワカ」の祝福をしました。持病の心臓がギュうって締め付けられて何とも言えぬ逆恨みの感情が飛んできました。電気のように走るのですよ、悪意が… 

これは覚悟決めて拝まないといかんなぁと思いました、祈願を仕事とされている行者様たちのタフというか法力の凄さを感じました…

319ライブでマリ姉が咽喉が不調なのに歌いきったのは本人、スタッフと観客の想いが感応して成功した訳です。私の祈祷はその中の一滴なのです。

これと同じく基本的に祈願は神仏と行者と信者の祈りが繋がらないと叶わないわけです。私も自分の経営する会社の祈願は他所の行者さんに依頼していますが任せっぱなしとはいかんのです。でも行者が信者の願いのエナジーが10なら願望成就に必要なエネルギーの足りない分を増す為に祈る訳ですね。

私の自坊では祈願の依頼は基本的に来ませんし、こちらからもしますとはいいません。基本的に天下泰平、玉体安穏、皇室安泰、マリ姉の息災円満と信徒さん息災円満祈るのみです。天下泰平と玉体安穏祈ればどんな願望も叶う祈願方法なんで…

先月の東京タワーclub333のライブに行って自分は生のマリ姉にあって、色々とあって今は三無(寺無、学無、金無)野良犬坊主と称してまして…このままじゃいけない修行をしてマリ姉に出会った頃の10代の自分に恥じない僧侶になろうと思いました。

何言ってるのかわからないんですけれどと言われそうですが。

その考えから勝手に國府田マリ子護持僧計画と称してやっている訳です…

袖すり会うも他生の縁と申しますが、きっと過去世でもマリ姉に助けてもらったのか、過去世では私が助けていたのかはわかりませんが…マリ姉のpureの文句に

同じ世界 同じ時代に出会えた奇跡を信じていたい

とございますが… 奇跡なんですよね 今こうして書いていることも…

過去世の話と言えば昔日蓮宗の大徳K川上人の法華経講義で聞いたうろ覚えと先に書いて置きますが…

「天災等で大変な事に会うのは前世ので悪い事をしたからという人がいますが…それはありえません。仮にそういう事が有るとしてもそれは本人が自覚して初めて過去世がとかいう話になるのであって自分以外の人に言うべきではありません」

と言われていたのを思い出しながら私の自覚として過去世の恩と今世の恩を返すためにマリ姉の因縁被る身代わりになりたいと思っている自分がいるなぁと感じながら…

ここからもっと視野を広げて菩薩行に行かないと意味がないので精進あるのみです。

さて話を地蔵菩薩の話に戻りましょう

毎日お唱えしている地蔵菩薩本願経というお地蔵さんの前世の話として共通するのは女性で母親がどこの世界に生まれているのか知りたいのですと仏様達に祈ります。布施行等をした功徳で悪趣(地獄等の世界をさします)に墜ちていた母親の魂が救われて天上界に生れ変ります。

自分の母親のように苦しむ人がいなくなる迄地蔵菩薩は仏にならず全ての人を救い続けますと誓願を立てられました。特に地蔵尊は祈る人の代わりに苦を身代わりしますと言う誓願から身代わり地蔵を祀るのです。

という事ばかりに囚われていて…

からのまた最初に戻ります…

仏様は私のような半端者でも勉強させる為にこうやってマリ姉のブログとか通して学ばせてくださるのは有難い事です。

地蔵尊と言えば自分がいじめられた経験から毎月1日にいじめ自死者供養を修しております。いじめで苦しむ人の心が安寧でありますようにと身代わり地蔵三尊の勧進をしています。

下記リンクをご覧いただければ幸いです。


息災延命の金剛寿命陀羅尼経の施本をさしあげております。興味がある方は下記リンクへ

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