御施餓鬼と言うとお盆の頃に盂蘭盆会と合せて行うイメージが強いですが密教の行法をしておりますとお施餓鬼は年間通していたします。
六道の世界の中の餓鬼道と言う世界の衆生は食べても食べても満たされない物から、食べ物を食べようとして口に運ぶと燃えるもの等多岐にわたると言われています。
参考になるか微妙なのですが…Wikipediaの餓鬼の項目貼っておきます。
所長は心不全で倒れて肺に管を通されている状態で意識が戻りまして…喉が苦しいのと口の中が乾燥していて水が欲しいと呻いておりました。餓鬼の種類でのどが狭くなり食べ物が通らないのがいたような…
餓鬼道ってこんな感じかなぁと思い退院したら無理のない範囲で修さないといけないなと思いました。
時々施餓鬼をすると御利益がとか言う方もいるみたいな話も聞きますが、そういう見返りよりも自分が体験した苦しさよりも倍以上の強烈な苦しみを受けているんだろうと思うと微々たる祈りだと思いますが供養させて頂かねばと思った次第です。
私の場合は比叡山行院で授かった略施餓鬼の作法と日蓮宗の在家向けに公開された施餓鬼法しか出来ませんが修す所存です。
なお御施餓鬼をされたという方がおられましたら、大森義成和尚様の「大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵」にて施餓鬼を一年中修されております。お問合せしてみて下さい。
施餓鬼はその方にとってご縁が有る餓鬼に施しが行くそうです、供養の志は先祖供養や世話になった方のみではなく諸々の有縁無縁の霊を供養する「三界万霊」または日蓮門下でよくされている「四聖六道法界万霊」がよろしいかと思います。
息災延命の金剛寿命陀羅尼経の施本をさしあげております。興味がある方は下記リンクへ
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